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Inhi Cho SuhのCEO就任について

日付:3/23/2026
著者:John Hanke
カテゴリ:
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本日、John Hanke はNiantic Spatial の社員に向けて、Inhi Cho Suhが最高経営責任者(CEO)として就任し、Johnはエグゼクティブ・チェアマンに就任することを発表しました。

「Niantic Spatialは、世界トップクラスの研究開発力と、AIの次なるフロンティアである“現実世界”に直結した顧客基盤を併せ持つ、極めてユニークな企業です。

私たちは、この次世代AIの進化をリードする絶好の機会に立っています。この卓越したチームとともに、事業をグローバルにスケールし、長期的かつ持続的な価値を創出していくことを大変楽しみにしています。」

— Inhi Cho Suh

「Niantic Spatialは、AIによる変革の中心に位置しています。特にフィジカルAIは、今後のグローバル経済を再定義するほどのインパクトを持つ領域です。

その中で、Niantic Spatialは非常に優位なポジションにあり、このタイミングでInhiをCEOとして迎えられることを大変心強く思っています。彼女は、この機会を確かな事業成長と長期的な成功へと導く、まさに最適なリーダーだと考えています。」

— John Hanke

皆さんに重要なお知らせがあります。

Inhi Cho Suhが、2026年3月30日付でNiantic Spatialの最高経営責任者(CEO)に就任します。これに伴い、私はエグゼクティブ・チェアマンに就任します。

本決定は、取締役会および外部サーチファームとともに進めてきた長期間にわたる選考プロセスの集大成です。Inhiをこの役割に迎えられることを大変嬉しく思っています。今回の決定は、多くの皆さんにとって驚きかもしれません。なので、この意思決定の背景にある私の考えを共有したいと思います。

まず何よりも、私は、現在のNiantic Spatialの状況に、これ以上ないほどの期待と確信を持っています。これまでもお伝えしてきた通り、AIは本質的に世界を変革する技術であり、とりわけフィジカルAIは、再構築されるグローバル経済において極めて重要な役割を担うと考えています。Niantic Spatialは、その変革のまさに中心に立つことができています。

一方で、現在のスタートアップおよびベンチャー市場には、大きな期待と同時に過度な熱狂も存在しています。この機会は本物ですが、今後は選別のフェーズが訪れます。その中で生き残るのは、革新的な技術を基盤に、持続的に成長する事業を構築できる企業です。

皆さんのこれまでの努力により、私たちはその条件をすでに備えています。つまり世界トップレベルの技術基盤と、将来性の高い顧客パイプラインです。しかし、次のステージへ進むためには、さらなる技術開発と顧客基盤の拡大が必要です。だからこそ、今、その成長を加速させるリーダーが必要だと私は判断しました。

私は過去数ヶ月にわたりInhiと何度も対話を重ねてきました。彼女は、極めて高い技術領域における経験と、エンタープライズビジネスをスケールさせてきた実績を併せ持つ、非常に稀有なリーダーです。さらに、技術が社会に与える影響を深く理解しながら、慎重かつ本質的に価値を築いていく姿勢も持っています。

私がInhiに対して抱く信頼は、まず彼女という人そのものへの信頼から始まっています。そしてこの「信頼」とは、人の人格に根ざすものだと私は考えています。

Inhiは、韓国系アメリカ人の移民としてアメリカ南部で育ちました。IBMでテクニカルドキュメント作成のエントリーレベルの職務からキャリアをスタートし、彼女の才能と努力によって、数十億ドル規模の事業を複数の率いるバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーへと成長し、その後も数々の素晴らしい経験を積み重ねてきました。そんな、彼女の人格と歩みに、私は深い感銘を受けています。

技術面においても、彼女はキャリアを通じて難易度の高い課題に向き合ってきました。IBMでは20年以上にわたり、ビッグデータ、Hadoop、機械学習、データウェアハウスといった分野をリードし、数多くの技術チームと協働してきました。また、CodaOtter.aiのボードメンバーとしても活躍しています。

さらに、Inhiは、事業スケーリングの実績も際立っています。DocuSignの社長として、CEO交代期に参画し、顧客数を100万から140万へ拡大、売上を20億ドルから30億ドルへ成長させ、同社初の通期黒字化を達成しました。またIBMでは、100億ドル規模のグローバルパートナーシップ事業を率いてきました。

また、彼女は、STEM分野における女性の活躍推進を目的とした世界最大級の非営利団体であるAnitaB.orgおよびGrace Hopper Conferenceのボードメンバーも務めています。

私たちは今、次のフェーズへ進むためのすべての要素を持っています。しかし成功するためには、これまで以上の集中力、スピード、そして実行力が求められます。私たちは、資金力のあるスタートアップや大企業と競争しています。その中で、私たちはやり切り、そして必ず勝つことができると確信しています。

この重要なタイミングにおいて、Inhiは、会社を次のステージへと導くための最適なCEOだと考えています。

私の今後の役割について

この20年以上、Keyholeの創業からNiantic Spatialに至るまで、本当に濃密でチャレンジングな時間を皆さんと走り続けてきました。改めて、このチームと一緒にNiantic Spatialを立ち上げることができたことを、とても誇りに思っています。

これからは、これまでとは少し違う形で会社に関わっていきます。引き続き会社の成功に向けて取り組んでいくことに変わりはありませんが、その関わり方は、取締役会を通じて、そしてCEOとなるInhiを支える立場になります。

これにより、今まさに起きている大きな技術の変化や、その先にある可能性について、少し俯瞰した視点で考えながら会社に貢献していけると思っています。

新しい役割と肩書きについて

私の新しい役割はエグゼクティブ・チェアマンです。これは、これまで担ってきた取締役会会長としての役割に加えて、「エグゼクティブ」として、特定の領域で実務的にも会社をサポートしていくという意味合いになります。

プロダクト戦略へのアドバイスや、営業・ビジネス開発のサポート、一部の対外コミュニケーションなどに関わっていく予定です。しかしながら大事なポイントは、これらの私の関わりはすべてCEOであるInhiを通じて行われるということです。

つまり、明確にしておきたいのは、CEOはInhiであり、彼女が会社をリードしていくという点です。最初の数週間、彼女は、皆さん一人ひとりと会いながら、チームや事業について理解を深めていく予定です。なお、当面の優先事項や計画については、オンボーディングと移行を進める中でも変わりませんので、安心してください。

最後になりますが、Niantic Spatialを立ち上げて10ヶ月の間、そして多くのメンバーとはこれまで長い時間をかけて、一緒に多くのことを積み上げてきたこの期間に、心から感謝しています。これからの新しいフェーズにおいても、引き続き皆さんと一緒にNiantic Spatialをより良い会社にしていけることを楽しみにしていますし、Inhiと共に、チームをしっかり支えていきたいと思っています。

Inhi、ようこそ。

-jh

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